3月のカルガリー不動産統計によると、カルガリー全体の戸建て部門では新規売り物件が少なく、長期的な平均販売量にたいしてはまだ10%及ばないものの、前年比では改善しているとのことです。

第一四半期のベンチマークでみると、カルガリーのNW、WestおよびEastにおいては前年比で上昇しており特にNWエリアは売り物件数が非常に少なく、3月の販売対在庫数は1:1.63と売り手市場になっています。(1:3程度が需給バランスのとれたマーケット)

これに対しアパートメント部門は未だ売り在庫が多く、販売対在庫数で1:6.14と回復が遅れているようです。

全てのエリア・全ての部門で見れば、長期的な販売量にたいして8%下回るものの前年同月比では20%増の1,906戸を記録し回復傾向を示しています。

 

カルガリー不動産協会3月不動産統計